古株ブランド地に住まう～丸の内線@後楽園

東京には高級住宅街がたくさんあります。

以前物件紹介のコメントで
「高級住宅街は高台にあり」みたいな事を
書きましたが、

歴史の古い、由緒正しき高級住宅地はどこなのか？
という疑問にお答えする指標として
いつデビューしたか？が
1つの基準になるかもしれません。

鉄道会社が開発した
ご存じ田園調布・成城や久が原、等々力は
一番の新参者です。

城南の5つの山として知られる
池田山、島津山、御殿山、花房山、八ツ山は
外様大名の屋敷跡で昭和期以降に開発されました。

更にその先輩となると、
松濤や代々木上原、桜新町など。
大正の関東大震災以後の開発になります。

そして実は一番老舗の山の手、
つまり高級住宅街の元祖は、
意外と知られていない街だったりします。

江戸城に一番近かった旗本の武家屋敷跡地が 明治維新後で一番最初。

四谷、牛込、番町、麹町など
皇居周辺からじわり紀尾井町、赤坂、麻布へ、
更に小石川、本郷の皇居はずれまで

前置きが大変長くなりましたが、
今回の物件は
正真正銘、老舗の山の手ブランド地です。

目の前にある広大な敷地の教会をはじめ、
周辺は区画の大きい敷地が目立ちます。
そしてここもやっぱり高台、

ワンコとの散歩も気分爽快！

お部屋はテラスハウス形式のメゾネット。
旗竿上の敷地ですが、
アプローチが大理石壁と割石床になってて
高級感ある趣きです。
内部も、と期待したいところですが、
コチラはいたって普通でした。

周辺はファミリー向け高級分譲も多い中、
シングル向けなんだけど、場所は邸宅街。
ちょっと気持ちのいいスタートが切れそうです。

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